古紙ジャーナル記事の記事一覧

2020年6月29日 古紙価格・製品市況 市場データ » 1383号

【古紙輸出価格】新聞・雑誌は上昇
【紙・板紙需給】紙生産は28％減

　右表は関東商組見積り及びＲＩＳＩの日本古紙市況を基に作成したもの。2018年以降の高騰と急落の様子が分かる。現在の日本の古紙輸出価格は、段ボールは下落、新聞と雑誌は上昇している。段ボールのドル価は、6月上旬は155～1 […]

2020年6月22日 古紙ジャーナル記事 1382号

【雑誌・書籍】
雑誌・書籍の販売部数は対前年比7％減(24年連続減少)
電子出版が好調(対前年比24％増)で大手出版社は増収増益

　出版指標年報によると、昨年の雑誌・書籍の販売部数は対前縁比7.0％減の15億1700万冊となった。雑誌・書籍の最も販売部数が多かった1995年の48億冊に比べると68.4％減。この24年間で、半減どころか7割弱も減少し […]

2020年6月22日 古紙ジャーナル記事 » 1382号

【製紙大手４社】
19年度は4社ともに純利益が大幅に増加
王子・レンゴー・大王が過去最高益を記録

　日本の製紙メーカー大手4社の2001年度から直近までの業績を調べた。日本製紙を除く3社がこの2年間で過去最高の売上・利益（営業利益または純利益）を計上している。明暗が分かれた原因は、紙・板紙の生産比率が影響しており、板 […]

2020年6月22日 市場データ » 1382号

【国内の段原紙市場】
段原紙在庫が過去最多、各社が生産調整へ

　段ボール原紙の国内販売が急激に落ち込んできた。メーカー各社は6月以降、追加減産に取り組むなど生産調整に動く。段原紙の在庫は、5月末の速報値で、前月より9万トン多い55万トンに急増。かつてない高水準で過去最多を記録。従来 […]

2020年6月22日 古紙ジャーナル記事 海外動向 » 1382号

【ペーパータオル】
感染症対策が追い風、拡大基調続く
今年5月までの累計、2割超の伸び

　コロナ禍の影響によって、紙・板紙品種の中でも需要増が見込まれるのがペーパータオルだ。感染症予防のため、手洗い励行とともにペーパータオルでの拭き取り習慣が根付くとみられ、今後も堅調な需要拡大が期待できるためだ。厚生労働省 […]

2020年6月15日 海外動向 »  1381号

【東南アジアの段ボール原紙市場】
輸出強化と現地生産増で競争激化
日系製紙メーカーの主戦場に

　今後、東南アジア市場が日系製紙メーカーの段ボール原紙事業の主戦場となりそうだ。東南アジアの段原紙市場は、ＡＳＥＡＮ主要5ヵ国とインドで1700万トン超の需要がある。2018年以降の増設計画は計2200万トンにも上り、日 […]

2020年6月15日 古紙ジャーナル記事 »  1381号

【段原紙輸出】
4月までに2倍近い輸出増、中国けん引
製品開発と適正価格で競争力向上が課題

　日本からの段ボール原紙輸出量が急増している。今年4月までに前年比2倍近い数量が輸出された。特に中国向けの輸出量が増加し、前年度比で6倍近く、輸出量全体の約3割を占めている。またマレーシア、台湾、インドネシア向けも好調で […]

2020年6月15日 古紙価格・製品市況 » 1381号

【中国向け古紙】
新聞・ＳＯＰ価格上昇
中国経済はＶ字回復

米国古紙価格 　米国品のＤＳ-ＯＣＣ（＃１２、選別した段ボール古紙）の中国向け輸出価格は、先月の230ドルから45ドル下落し、現在は185ドルとなっている。しかし米国古紙の使用比率が高い中国製紙メーカーは、今後の原料調達 […]

2020年6月8日 市場データ » 1380号

【製紙メーカーの古紙消費推移】
段ボール古紙が牽引、消費量の54％
洋紙需要減で、全体消費は縮小トレンド続く

　過去20年間の国内古紙消費量の変遷を振り返ってみたい。2000年台は洋紙向けのＤＩＰ需要で底上げが進んだが、リーマン・ショックで再び以前の水準に戻った。2010年台は横ばいながら、段ボール原紙向け需要が下支えしてきた。 […]

2020年6月8日 市場データ » 1380号

4月の古紙輸出入

　4月の古紙輸出量は33万6554トンで、対前年比34.5％増。10ヵ月ぶりに30万トン台となった。3月も増えていた段ボールの輸出だが4月は更に拡大し、対前年比73.4％増となる18万9000トンとなった。また雑誌の輸出 […]

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