市場データの記事一覧

2022年4月25日 市場データ »  1473号

【東京23区】
23区のうち21区で集団回収の業者助成金を拠出
この2年で開始・増額が19区、平均は2.8円

　東京23区の現在の集団回収における回収業者への助成金（支援金）の実態を調査した。以前の本紙の調査では、2017年度に回収業者への補助金を交付していた区は3区、18年度は5区、19年度は8区、20年度は12区と年々増加傾 […]

2022年4月25日 古紙価格・製品市況 市場データ »  1473号

【家庭紙向け古紙】
4月から製品連動し原料値上げ
仮需と円安で国内生産好調

　4月から家庭紙向けの古紙価格が1～2円上昇した。動いたのがイデシギョーと丸富製紙、藤枝製紙。対象品種は色上とケントで、上げ幅は問屋の納入数量に応じて1～2円の幅がある。追随せずに据え置きのメーカーも多い。家庭紙向け古紙 […]

2022年4月25日 市場データ »  1473号

【行政入札】
逼迫感・国内増量分で落札額上昇
相模原市で裾物3品が20円台に

　政令指定都市5市における古紙入札結果を調べた。大阪市は1470号で特集した通り、最高値を記録した。落札価格は2019年後半～20年前半を底に回復基調が続いている。今回は、従来のように輸出市況が牽引するだけでなく、国内向 […]

2022年4月18日 市場データ »  1472号

【段ボール原紙】
転抄マシンの能力増が原紙輸出トレンド導く
値上げが概ね浸透、燃料高で収益圧迫が決め手に

　段原紙の生産量は1000万トン台に乗せたが、その1割が海外に輸出されている。①国内のマシン転抄による生産能力増、②中国の古紙輸入禁止による代替需要、③為替要因で手取り増等が背景にある。だが輸出はあくまで調整弁であり、国 […]

2022年4月18日 市場データ »  1472号

【製紙メーカー各社の2021年古紙消費量】
レンゴー八潮で段ボール100万㌧消費

　2021年の国内古紙消費量は2.1％増え、1604万トンだった。前年に比べて回収率は84.9％→81.1％と3.8ポイント下落し、利用率は67.2％→66％と1.2ポイント下がった。回収率と利用率が落ちたにも関わらず、 […]

2022年4月11日 市場データ » 1471号

【1～2月の中国輸入量】
古紙パルプの輸入増続く
段原紙はラオスから最多

　今年1〜2月の中国の輸入実績を調べたところ、古紙パルプは70.2％増の54万トン、段原紙は16.1％減の79万トンだった。昨年来、古紙パルプは増加傾向が続くが、段原紙は息切れし、一時の急増した勢いはない。 　古紙パルプ […]

2022年4月11日 市場データ » 1471号

【2月の古紙輸出入】
単月で17ヵ月連続前年割れ

　2月の古紙輸出量は15万6292トンで、対前年同月比10.9％減となった。また1～2月では29万6086トンで、同12.9％減となっている。昨年9月から6ヵ月連続で20万トンを下回っている。また月別古紙輸出量が対前年を […]

2022年4月11日 市場データ 1471号

【関東32社】
出荷量をベースに推計3品売上8％減(15年比)

　関東商組（32社）の15年～21年の品種別古紙出荷量の推移を調査した。またこの出荷量の推移を基に、出荷額を推計値として算出した。下図及び左表の古紙出荷量は月間の平均量、出荷額は年間推計出荷額。実勢価格の単価は、国内価格 […]

2022年4月4日 市場データ 海外動向 »  1470号

【ポスト中国】
米国は21年、英国は20年からインドが最多輸出国
日本はベトナムが最多、3国計はタイが2.5倍に

　世界の3大古紙輸出国である米国・英国・日本において、ポスト中国としてどの国が台頭しているのか調査した。米国・英国はインドが最多輸出国となったが、日本はベトナムが最多となっている。3国の輸出量の合計では、インド・ベトナム […]

2022年3月28日 市場データ 1469号

【家庭系古紙】
コロナ禍で段ボール古紙の回収量が約2割増
住民ニーズ受け、回収頻度増やす自治体も

　この2年間で家庭から出る段ボール古紙の量が大幅に増えている。コロナ禍でネット通販の利用機会が増えたことにより、東京都の自治体では家庭から排出される段ボール古紙がコロナ前に比べて約2割増加。高止まり傾向は続き、住民から段 […]

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