市場データの記事一覧

2022年12月5日 古紙価格・製品市況 市場データ » 1503号

【古紙輸出価格】
OCC輸出価格上昇
新聞は高止まり続く

　米国古紙の価格上昇により、日本のOCC価格もやや連れ高になってきた。ちなみに米OCC（＃12）の輸出価格は、今年８月以来となる200ドルに戻してきた。日OCCは170～175ドルとなっており、円価ではキロ19.5円（問 […]

2022年12月5日 市場データ »  1503号

【製紙・古紙需給】
洋紙の生産減止まらず
メーカーの新聞古紙在庫が最少

　最新の製紙・古紙需給をまとめた。まずは製紙から。生産量は対前年比0.6％減だが、新聞用紙と印刷・情報用紙以外は全て増加。特に衛生用紙と白板紙は同4.7％増、段原紙も生産・輸出ともに好調。通年では段原紙の生産量は1030 […]

2022年11月28日 企業動向 市場データ 関連業界 » 1502号

【各製品の需給動向】
段原紙が過去最多の在庫
洋紙能力は40万トン削減

　原燃料コスト増による製品価格への転嫁は待ったなしだが、足かせとなるのが製品の需給バランスだ。そこで過去3年間の段ボール原紙、印刷情報用紙、衛生用紙の3品目の在庫推移を追ってみた。段原紙は今年10月の需給速報では、64万 […]

2022年11月21日 市場データ » 1501号

【製紙メーカー大手5社中間決算】
全社減益、原燃料高に製品値上げ追い付かず

　製紙メーカー5社の2023年3月期の中間決算が発表された。原燃料高騰と急激な円安進展といった未曾有の外部環境の変化に直面する中、王子HDが好業績を保ち、レンゴーが堅調さを示した一方で、北越コーポは大幅な減益で、日本製紙 […]

2022年11月14日 古紙価格・製品市況 市場データ » 1500号

【古紙輸出価格】
米国OCCようやく反騰
日本品は新聞・雑誌高騰

　米国OCC（＃12・選別段ボール古紙）の輸出価格がようやく反騰してきた。前月の160ドルから175～180ドルとなっている。また米OCC（＃11）も150ドルとなり、最も低かった115ドルから上昇基調となっている。 　 […]

2022年11月7日 市場データ » 1499号

【9月の古紙輸出入】
輸出量が11万トン台で年内最少に

©shutterstock

　9月の古紙輸出量は11万2421トンで対前年同月比41.6％減と年内最少となった。11万トンの輸出量は2003年2月まで遡る。1～9月累計では142万2696トンで前年比22.4％減。通年で200万トン割れは必至だ。 […]

2022年10月31日 市場データ »  1498号

【品種別 古紙需給】
雑誌古紙の需給ギャップが縮小、
不足へ 段ボール古紙も将来的には不足するか

　本紙1496号の「日本は将来的に古紙輸入国になるか!?」という特集は、大きな反響があった。そこで更に踏み込んだ形で、品種別にその可能性を検証したい。日本では古紙の余剰や不足は、需給ギャップから起きる。近年の傾向（15年 […]

2022年10月24日 企業動向 市場データ »  1497号

【家庭系古紙】
初めて行政回収量が集団回収量を上回る
無人回収所（ポイント・非ポイント）は合計で1万ヵ所に

　コロナ禍による影響で、家庭系古紙の品種や回収形態に大きな変化が生じている。品種の変化では、紙全体が減少し、段ボールが増加した。以前まで家庭系古紙の代名詞だった新聞・雑誌だが、回収量で段ボールに抜かれている。回収形態では […]

2022年10月24日 古紙価格・製品市況 市場データ » 1497号

【米国の国内古紙】
MIXの一部がごみ化
裾物と上物で明暗

　米国の国内古紙市況が悪化している。RISIが伝えたところによると、10月に入り西海岸のOCC価格は27～32ドルを付けた。3ヵ月連続の下落で7月時点の82～91ドルから、およそ3分の1近い下落だ。 　MIXはなんと0ド […]

2022年10月24日 古紙価格・製品市況 市場データ » 1497号

【行政入札】
逼迫感で新聞・雑誌が高止まり
相模原市は新聞古紙が40円台に

　政令指定都市5市の古紙入札結果を調査した。7月以降、輸出市況が下落した中で、今秋の落札価格は都市間・品種間でバラつきもみられた。特に相模原市と新潟市で新聞が暴騰。それぞれ41.2円（ベール品）と30.3円（バラ）を付け […]

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