大王製紙は2月10日、日清紡ホールディングスから紙事業部門である日清紡ペーパープロダクツ(以下、日清紡PP)を買収すると発表した。買収額は約250億円で、日清紡PPが抱える家庭紙、洋紙、紙加工品のすべてを傘下に収める。事業譲受の期日は4月3日を予定している。すでに大王は家庭紙分野においてトップシェアであったが、さらに生産能力を引き上げ、シェア争いで他メーカーを引き離す。 日清紡PPには、直轄...
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