の記事一覧

2019年6月10日 海外動向 1331号

【米中貿易戦争】
米国は製紙・古紙全品に25％関税
中国は必要度によって関税率を設定

　米中貿易戦争における製紙・古紙関連の関税対象品目をまとめた。製紙・古紙関連の関税では、先に動いたのは中国。2018年8月8日に米国が160億ドルを対象とした第2弾関税リストを発表したが、その報復関税として米国の古紙全品 […]

2019年6月10日 市場データ » 1331号

4月の古紙輸出入

　4月の古紙輸出量は25万197トンで、対前年同月比26.2％減となった。1ー4月の累計は91万8,782トンで、対前年比14.4％減となった。前月から2％増加したものの、7カ月連続の30万トン割れ。昨年末から続く古紙の […]

2019年6月10日 古紙価格・製品市況 »  1331号

【国内市況】新聞も基準価格に近づく
雑誌も停滞で、全面安の様相【輸出市況】

　6月の国内製紙メーカーの調達価格は、段ボールと雑誌は基準価格をベースに横ばい、新聞は1～2円下げとなった。輸出市況の軟化が続く中、国内メーカーは製品市況への影響を危惧し、基準価格での調達を継続。基準価格では段ボール18 […]

2019年6月10日 市場データ 海外動向 » 1331号

【インドネシア向け輸出】
6月より100％船積み前検査を実施へ
検査負担増し、輸出も一時全面ストップ

　インドネシア向けの古紙輸出が一時止まっている。インドネシア政府機関であるＫＳＯが5月24日、世界各地の検査機関に100％船積み前検査を実施するよう通知したためだ。今年3月にもインドネシアは古紙の輸入前検査を強化する方針 […]

2019年6月3日 古紙価格・製品市況 »  1330号

【段ボール古紙 輸出市況 】
リーマンショック以後、初の10円割れ
段原紙輸出も不振、下落基調に底見えず

　古紙輸出市況の下落に歯止めがかからない。5月以降、さらに軟化基調が強まった。中国からの引き合いが弱く、オファーが限られている。そこへ台湾を含めた東南アジアから足元をみられ、下げが加速した状況だ。段ボール古紙の問屋手取輸 […]

2019年6月3日 インタビュー » 1330号

【ＲＩＳＩ アジア会議でＣＥＯ賞受賞スピーチより（全文）】
王子ＨＤ・矢嶋会長が史上最高益を振り返る
海外の積極進出と国内での事業転換が結実

　5月23日、中国上海で開かれたＲＩＳＩ主催の第20回アジア会議で王子ホールディングスの矢嶋進代表取締役会長がアジア年度最優秀ＣＥＯ賞の栄冠に輝き表彰された。王子ＨＤは2019年3月期の売上高1兆5,500億円のうち海外 […]

2019年6月3日 市場データ » 1330号

【日本の製紙メーカー】
洋紙から板紙へ転抄、２社が相次いで発表

王子ＨＤ 　王子ホールディングス㈱は新聞用紙を含む印刷情報用紙マシン3台を停止し、1台を転抄する。王子エフテックス江別工場のマシン2台（印刷情報用紙・特殊紙、年産計6万トン）と王子製紙・富岡工場のマシン1台（印刷情報用紙 […]

2019年6月3日 インタビュー » 1330号

総会語録

中部商組・石川理事長 　「日本の古紙市場は一段と先行きが不透明になっている。中国は2020年末までに古紙輸入を禁止する。余ったものは他国に持って行かなくてはいけない。日本の古紙問屋ができることは、品質を維持して、どこにで […]

2019年5月27日 市場データ 1329号

【雑誌・書籍】
ピーク時(1995年)から雑誌販売数は73％減少
書籍は36％減、電子媒体は前年比12％増

　先週のコラムでも触れたが、昨年の雑誌・書籍等の出版物に関連するデータが出揃ったので検証したい。データは全て出版科学研究所が発行する出版指標年報による。2000年代からインターネットの普及によって、出版業界全体が氷河期に […]

2019年5月27日 市場データ 海外動向 » 1329号

【2018年のアジアの古紙輸入】
中国の規制でアジア諸国に流入
他8カ国の古紙輸入総量が肉薄

　アジア9カ国における2018年の古紙輸入量データから、中国と他のアジア諸国の動向を比較したい（ベトナムのみ統計発表が遅く、2017年データ）。 　中国は昨年、1,703万トンと前年より869万トン減った。古紙輸入規制の […]

週間アクセスランキング

オピニオン »

発行物

古紙ヤードマップ申込

Top