海外動向の記事一覧

2021年10月11日 企業動向 海外動向 »  1446号

【ビナクラフトペーパー】
ベトナムのハノイ近郊で
370億円投じ新工場

　ビナクラフトペーパーがベトナム北部のハノイ近郊で新工場を建設する。生産品種はライナーと中芯原紙で、生産能力は年間37万トン。稼働開始は2024年1～3月を予定している。 　同社はタイのＳＣＧ（出資は子会社のサイアムクラ […]

2021年6月7日 市場データ 海外動向 »  1429号

【１～4月の中国輸入量】
タイから古紙パルプ輸入増
段原紙ではラオスが最多

　今年1〜4月の中国の輸入実績を調べたところ、古紙パルプはタイとインドネシア、段原紙はラオスからの輸入が伸びている。 　古紙パルプの4月の輸入量は17万3千トンで前年同月比4.6％増、1〜4月累計は65万5千トンで前年同 […]

2021年5月31日 海外動向 » 1428号

【アジアの再生資源輸入規制】
廃プラ・MIX古紙に包囲網、各国で厳格化
中国は鉄スクラップ・非鉄金属の輸入解禁も

　日本の古紙・廃プラなどの再生資源市場は、国内循環だけでは成り立たず、海外市場が需給の面で重要な役割を担ってきた。しかし、中国を発端にアジア諸国でも輸入規制の動きが広がりつつある。古紙は低品質のものからターゲットとなり、 […]

2021年5月17日 市場データ 海外動向 » 1426号

【2020年 中国の製紙・古紙需給】
紙・板紙の生産・消費が過去最多
コロナ禍乗り越え、中国独り勝ち？！

　中国造紙協会による2020年の紙・板紙統計の確報が公表された。コロナ禍からいち早く経済活動を再開した中国は、紙・板紙の生産・消費でもプラス成長。ともに過去最多を記録した。古紙を輸入できる最後の年でもあったが、原料不足を […]

2021年5月10日 海外動向 »  1425号

【マレーシア向け古紙輸出】
王子がＧＳＰＰ向け調達本格化
船積前検査をＣＣＩＣが受託

　古紙問屋筋によると、王子ＨＤがマレーシア向けに日本から段ボール古紙の調達を本格化している。王子グループ会社のマレーシアのＧＳＰＰは、セランゴール工場で年産30万トンの段ボール原紙の生産能力を有する。そこへ年産45万トン […]

2021年4月19日 海外動向 » 

【米国の輸出入】
アジア向け最多品目は古紙・紙製品で15.２％中国の古紙輸入禁止で世界のコンテナ動向に変化

　米国からの古紙輸出先の変化にコンテナの供給が対応できておらず、需給のミスマッチが起きている。中国による古紙の全面輸入禁止と米中の貿易戦争の反動が背景にある。これが昨年からの古紙向けのコンテナ不足、海上運賃の高騰につなが […]

2021年4月19日 海外動向 » 1423号

【2019年の世界主要国の古紙、紙・板紙需給】
古紙の回収・消費減、回収率は横ばい

　2019年の世界主要国の古紙需給及び紙・板紙需給を掲載した。古紙の回収と消費はともに前年を割った。回収が641万トン減の2億4363万トン、消費が481万トン減の2億4377万トン。消費よりも回収の落ち込みが大きく、消 […]

2021年4月12日 古紙価格・製品市況 海外動向 »  1422号

【中国経済】
小売業売上、大幅増
段原紙・段古紙は一服

　中国の昨年第4四半期のＧＤＰ成長率は6.5％増。昨年第1四半期の6.8％減から徐々に回復し、コロナ前の水準に戻ってきた。昨年の通年では2.3％増、今年第1四半期は6～7％増と予想されている。 　昨年の中国小売業の売上高 […]

2021年4月5日 海外動向 » 1421号

スエズ運河封鎖で欧米古紙
最大20万トンの運航に支障

　3月23日の現地時間午前7時40分、欧州と中東・アジアを結ぶ要所であるスエズ運河で、大型船が座礁して封鎖状態になった。過去151年間の歴史の中で、スエズ運河の運航が止まったのはわずか5回。大型船は日本の正栄汽船（愛媛県 […]

2021年3月29日 海外動向 » 1420号

【中国回想 その３】
理文造紙(リー＆マン)・常熟工場を見学
自社バースに欧州古紙を大量輸入

　3回目の中国訪問は08年3月。理文造紙（リー＆マン）の江蘇省・常熟工場の見学取材に訪れた。理文造紙のアテンドは日商岩井紙パルプの吉田氏と滝澤氏。吉田氏は現在九州支店長として、瀧澤氏は退社して香港でブローカーとして活躍し […]

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