海外動向の記事一覧

2021年3月29日 海外動向 » 1420号

【マレーシア】
古紙輸入検査体制を強化
ＭＩＸ古紙は輸入禁止へ

　マレーシアの国際貿易産業省（ＭＩＴＩ）は2月27日、古紙輸入に関わる検査手順のガイドラインを発表した。現時点ではガイドライン案の段階で、業界関係者から意見を募って確定するとされる。同国向けの今後の輸出に影響が出てきそう […]

2021年3月1日 海外動向 »  1416号

【韓国 輸入規制】
2030年に廃棄物輸入量ゼロの目標を策定
今年末で廃プラ・雑品・ＭＩＸ古紙の輸入禁止

　韓国の環境省は、2030年を目途に廃棄物輸入をゼロにする計画を発表した。手始めに今年末で3品目が輸入禁止となる。品目は廃プラ、雑品、そしてＭＩＸ古紙。最初に混合廃棄物の輸入を禁止して、以後は段階的に輸入を減少させていく […]

2021年3月1日 海外動向 » 1416号

【中国回想 その２】
張茵董事長に独占インタビュー
玖龍の規模と計画に圧倒される

　中国回想シリーズの第2弾は、07年に訪問した玖龍紙業（ナインドラゴン）。ナインドラゴンの創始者である張茵董事長に独占インタビューを行ったことは、本紙にとって大きな糧となった。 2回目の訪問がナインドラゴンの董事長・張茵 […]

2021年3月1日 古紙価格・製品市況 海外動向 »  1416号

【米国の段原紙】
コロナ流行下、段原紙需要が増大
2度の値上げで計120㌦上昇

　新型肺炎の世界的な大流行にも関わらず、世界の段原紙需要は拡大し続けているようだ。ＡＦ＆PＡ（米国森林・製紙協会）によると、米国の2020年の段原紙生産は3.6％増の3451万トンだった。内訳はライナーが3.9％増の24 […]

2021年2月15日 企業動向 海外動向 »  1414号

【中国の製紙メーカー】
中国大手3社計で製紙1937万㌧
パルプ959万㌧の増設計画を発表

　中国３大メーカーの既存設備と増設計画一覧をまとめた。3社に共通するトレンドとしては、①中国内陸部への進出、②木材パルプ生産設備に着手、③東南アジアへの進出。内陸部では湖北・江西・吉林・広西。特に広西チワン自治区での木材 […]

2021年1月18日 海外動向 »  1410号

【香港】
中国が古紙受入れ継続、大手4工場に限り特例

　香港の文匯網（共産党系メディア）が伝えたところによると、香港で発生した古紙を中国が受入れ継続することを決めたもよう。今年から中国政府は古紙を含む固形廃棄物の輸入ライセンスの発行を停止し、全面輸入禁止に踏み切った。ただし […]

2021年1月4日 海外動向 »  1408号

【中国禁輸元年の古紙需給】
東～東南アジアへ世界の古紙需要シフト
丸紅ＫＯＡ（ベトナム）・王子ＧＳＰＰ（マレーシア）でも新稼働

　2021年は古紙の消費先が東～東南アジアに移る大きな節目の年となりそうだ。中国が全面輸入禁止で古紙需要を牽引する時代が終わった。一方、バーゼル法改正で一部の廃プラ輸出が難しくなるなど、再生資源に対する輸入規制は各国でも […]

2021年1月4日 海外動向 »  1408号

【アジアの段原紙・古紙】
年間200万トン超の古紙需要増
日本はベトナムが最大の輸出相手国に

内需＋中国向け原紙で需要増 　今後、東～東南アジアにおいて古紙需要がどれほど伸びていくのか。ここでは段ボール原紙の主原料となる段ボール古紙（ＯＣＣ）の需給に限って分析したい。需要動向としては、①東～東南アジア域内での需要 […]

2021年1月4日 海外動向 1408号

【アジア諸国のコロナ対応】
ベトナムは収束もインドネシアで感染増
コンテナ確保や運賃、各国規制がリスク

　今後、東～東南アジア諸国においては段原紙の増産に伴い古紙需要がさらに増大していく流れは確実である。だが、リスク要因となりそうなのが、①新型コロナの感染収束の状況、②コンテナ不足による荷動き停滞や運賃高騰、③各国の古紙輸 […]

2021年1月4日 海外動向 » 1408号

【中国回想 その１】
20回以上の中国訪問記を順次紹介
日本の古紙問屋の中国進出は鬼門

　中国の古紙輸入禁止がついに現実となった。わずか2～3年前は、『そんなことが起きるはずがない』と大多数の関係者がそう考えていた。段ボール古紙が足りないので段原紙を生産できなくなる、新聞古紙が足りないので新聞用紙が生産でき […]

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