
北関東通商がHP上において、抜き取り行為に関するお詫び文を載せている。同社は全国でトラック8,000台を貸し出し、グリーン回収便を実施してきた。ところが昨年11月に杉並区が抜き取り車両の所有者を公表したところ、同社の抜き取り行為が発覚。この事実を認めた上で、今後抜き取りに関する管理を徹底し、「二度とこういう事がないよう、取組んでまいります」と会長名で陳謝している。
▼ちなみに同社が手がけるグリーン回収便とは、90年代後半から始まった新聞販売店回収に似た回収方式。各家庭にチラシを配布して回収日を事前に告知し、玄関前に出された古紙をトイレットペーパーなどと交換して集める独自の方式である。古紙は回収に許可が不要な専ら物であることから、多様な回収方式が拡がった反面、抜き取り行為も跋扈してきた。
▼自治体側も条例を制定したり、シール貼付や巡回パトロールなどあらゆる対策を講じてきたが、抜本的な解決に至らず。抜き取り行為に対する最高裁の有罪判決をもってしても、完全な抑止力とならなかった。最近では売買する問屋を特定し、糾弾されるケースが目立ち始めた。抜き取り古紙を扱う代償も大きくなっており、自ら襟を正す自浄作用に期待したいところだ。
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