▼中国のIOTビジネスは世界最先端を行く。本紙ではこれまでに様々な中国のインターネットプラス回収を紹介した。スマホのアプリを使い、古紙や資源物の回収を行う物尽其用や再生活、ネット上で資源物の売買を行う易再生等である。
▼古紙とは関係がないが、最近中国で爆発的に普及しているサービスがレンタルサイクル。以前のように店を構えて従業員が貸し出すアナログ方式ではなく、店舗も人員も置かず、カーシェア方式の自転車版である。利用者はスマホでQRコードを読み取り、利用者登録をする。利用時間数によって料金が決まり、クレジットカードで本人認証と決済を行う。また各自転車にはGPSが内蔵されており、そのまま自転車が盗まれることを防ぐ。
▼中国ではこのようにスマホ、QRコード、クレジットカード、GPSを駆使したIOTサービスが爆発的に普及している。例えば試作品の自動販売機。正確には販売ではなく無料なので、自動配布機も増加している。街中に化粧品等のモニター商品の自動配布機があり、QRコードで利用者認証を行うと、商品が出てくる。利用者が登録を行っているので、後日スマホにモニターアンケートが送られ、利用者はそれに返答するという仕組みである。
2025年06月09日
コラム「虎視」
各国の新聞用紙生産量は、ピーク比で米国は95%減、中国85%減、韓国77%減、日本は60%減。世界中どこを見渡[...]
2025年06月02日
コラム「虎視」
4月出荷分から予定されていた家庭紙製品の値上げは、再生品においては、インバウンド需要も追い風となり、事業系トイ[...]
2025年05月26日
コラム「虎視」
直納業者と代納業者の違いは、取引をする外部の人からは非常に分かりづらい。
▼製紙メーカーによ[...]
2025年05月19日
コラム「虎視」
2012年だったと思うが、近畿商組の懇親会でひと騒動があった。来賓挨拶で山上紙業・山上会長が「製紙メーカーは今[...]