2024年12月9日 企業動向 » 1602号

【丸紅がKOA売却、台湾系の投資会社に】
独資や先駆的な環境投資が裏目に

KOAの工場外観(写真データ: Google、Maxar Technologies)

 丸紅はベトナムで100%独資で運営する段原紙工場、KOA(クラフト・オブ・アジア)の株式を台湾系の投資会社メイコ・マネジメントに売却すると発表した。KOAは巨額の損失を計上しており、丸紅における不採算事業の整理で対象となった。  同工場は2018年から工場建設に着手し、2022年から本格稼働を開始していた。立地するのはベトナムのホーチミンから南東270キロほど離れたバリアブンタ...

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