
▼作家の猪瀬直樹氏が都知事時代に「日本の標準時刻を二時間早め、世界でもっとも早く取引の始まる市場にすれば、競争力が高まる」とやや突飛な提言をしていた。だが米国を訪れると、この時差による業務への影響の大きさを痛感する。米国本土には四つのタイムゾーンがあり、サマータイムは一時間前倒しと、より複雑化する。スマホの自動調整機能が欠かせなない。
▼JPによる米国の紙卸事業は、東海岸のニューヨークにオフィスを置き、古紙事業の本社は西海岸のカリフォルニアにある。三時間の時差があり、西のセイフシュレッドで始業時間のとき、東のオフィスはお昼時に差し掛かる。業務のやり取りをする時間帯は限られ出張などしようものなら、移動時間と時差を合わせ一日がかりというわけだ。
▼中国はあれほど広大だが、標準時間は一つだけ。社会主義国家であることや東側の沿岸部に人口が集中することが主な理由だが、経済的なメリットも大きいだろう。日本は中国よりも一時間早い時間を刻む。古紙貿易に関して需要大国である中国と一時間の時差しかないことは、有利な点の一つであろう。価格交渉をリアルタイムで行えるし、情報のタイムラグもない。もっともクレームを受けやすい難点もあるが。
2026年03月23日
コラム「虎視」
札幌市は09年7月から、家庭ごみ有料化と同時に雑がみの行政回収を始めた。これによってごみは有料、資源に分ければ[...]
2026年03月16日
コラム「虎視」
鉄・非鉄業界の業界動向や価格情報を報道しているのが、業界紙の日刊市況通信である。実は以前、印刷している印刷屋が[...]
2026年03月09日
コラム「虎視」
昨年から今年にかけて、パック連の主催による紙パック回収システム強化検討会が3回にわたって行われた。これまでの紙[...]
2026年03月02日
コラム「虎視」
2015年7月に発刊された「コロッケ先生の情熱!古紙リサイクル授業」は、同年の青少年読書感想文全国コンクールの[...]