【紙パックリサイクル】
3年連続下落、需要減・価格低迷響く
各地で学乳パック収集の行き詰まりも

学校給食用牛乳の紙パック回収動向

 紙パックのリサイクル率が低迷している。全国牛乳容器環境協議会(以下、容環協)によると、2019年度は41.4%と3年連続で減少。2005年から掲げてきたリサイクル率目標の50%が一層遠のいた。紙パック残渣の産廃処理費の高騰等から需要減退、取引価値が下がり、回収意欲の低下にも繋がっている。特に本号では各地で回収が停滞する学乳(学校給食向け牛乳)パックの問題を取り上げたい。「洗って開いて乾かして」と...

この記事は有料サービスをご契約の方がご覧になれます。
契約されている方は、下記からログインを、
契約されていない方は無料トライアルをご利用ください。

KJ member ログイン

週間アクセスランキング

オピニオン »

発行物

古紙ヤードマップ申込

Top