
▼前々号でも書いたが、最近は様々なコンサルタント的な相談が多く、その中にはかなりビッグな案件も含まれている。誰もが知っている一部上場企業において、海外に展開している数百店舗の古紙処理の相談といった大きな案件もあった。
▼風変わりなものは大手物流会社から相談されたもの。コンテナに精密機械類を入れる時、コンテナがいっぱいになることが少なく、様々な固定器具を使用しないとどうしても中で暴れてしまう。しかしコンテナは戻ってくるが、固定器具を戻ってこさせるのは至難の業。そこで中古の紙管に目を付けたという。安価で使い捨てができ、強度も申し分ない。紙菅の縦の強度があれば、少々使い古したものでも構わないが、ある程度まとまった量が欲しいということだった。
▼某大手損害保険会社からは、「現在の牛乳パックの価格を教えてほしい」と電話があったので、「使用する製紙メーカーによってバラつきがあるが、概ねキロ二十二円~二十七円の範囲内で、二十四~二十五円が中心値だろう」と返答した。これは損害保険の事故担当者からで、あるところで牛乳パックを満載にした車両が事故を起こした。その損害保障額を知りたいとのことだった。実にいろいろな相談があって面白い。
2025年11月10日
コラム「虎視」
これまで中国の製紙・古紙の情報を得ていた中国版RISIのUMPAPERが、今年9月に中国から撤退した。8月末に[...]
2025年11月03日
コラム「虎視」
前回古紙ヤードマップを発行したのが2020年5月だが、この5年の間に古紙を取り巻く状況は一変した。
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2025年10月27日
コラム「虎視」
今回は山﨑紙源センター特集。社名は「やまさきかみげんセンター」と読む。「やまさき」を「やまざき」、「かみげん」[...]
2025年10月27日
ちょっとブレイク
10月21日、衆議院の首相指名選挙で過半数を得票し、第104代首相に高市早苗氏が選出された。日本の憲政史上初め[...]