▼本紙は北海道から沖縄まで全国の様々な業界関係者に購読して頂いているが、どちらかと言うと東北地方は弱い。特に東北の青森・秋田・岩手はこれまで取材に訪れる機会が少なく、関連情報が少ないことが読者開拓を遅らせていたようだ。
▼東北地方でも宮城県と福島県はこれまで頻繁に訪れていることもあり、東北地方の中では相対的に読者数が多い。東北地方の県別読者数は青森、秋田、岩手、山形の四県よりも宮城と福島は二~三倍。やはり訪問数と読者数はある程度比例するのかもしれない。定期的にその地域のホットな話題、紙面のニーズを掘り起こすことが、読者開拓に繋がるのは間違いない。
▼今回これまであまり訪れていなかった秋田と青森の様々なヤードを訪問した。秋田市古紙回収協会は、一九九五年から始まった秋田市の古紙の行政回収を一手に引き受けており、ヤード運営も行う。年間の古紙回収量は多いときで一万トンを超え、近年でも八千~九千トンほど。集団回収の二倍以上の古紙を行政回収で集める。秋田市は二年前から家庭ごみを有料化し、同時に雑がみの回収も開始した。秋田の県民性は律儀でやや閉鎖的だというが、こと古紙の分別に関しては、選別がかなり行き届いている印象を受けた。
2024年10月28日
コラム「虎視」
全国的に古紙の無人回収所が増加しており、特にコロナ禍ではソーシャルディスタンスで古紙回収が出来るということで、[...]
2024年10月21日
コラム「虎視」
中国の上海を拠点として企業・消費者向けにネット販売やその支援、コンサル業務を行っているセールス・インチャイナ㈱[...]
2024年10月14日
コラム「虎視」
ピューリッツァ賞作家であるハルバースタムによる「ベスト&ブライテスト」という本がある。泥沼化したベトナム戦争に[...]
2024年10月07日
コラム「虎視」
物心付いた時から毎年、年賀状を出していたが、5年前に出すのを止めた。会社関連も2年前から止めて、勝手ながら紙面[...]