この半年間、輸出価格の激しい変動で国内の家庭紙メーカーも揺さぶりを受けた。MIX価格が過去最高のキロあたり26円台を付け、家庭紙向け原料であるケント・模造、込頁などを大幅に上回った。もともと2~3円前後のプレミアム(上乗せ)調達が定着していたが、それでも輸出価格と6~7円の価格差が広がった。雑誌の輸出価格が上物の国内価格を超えてくると、問屋は選別をかけずにMIXとして輸出できる。輸出市況の急騰に...
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