
▼中国への廃棄物原料輸出は7月から業者登録制に移行し、許可を得ていない業者は輸出できない。しかし、書類申請が今月に入り殺到していることから、中国側の審査が間に合わないもようだ。廃棄物原料といえば古紙だけでなく金属スクラップや廃プラスチックなど多岐にわたる。かつ日本だけでなく世界各国から申請書類が届くわけだから、審査が間に合わず、登録制のスタートは9月にずれ込むという見方が有力だ。
▼古紙関係でも申請書類の提出がようやく終わったばかり、という関係者がほとんど。中国側から許可を得たという業者はまだない。従って、仮に七月から登録制が実施されると、7月積みの古紙輸出ができないことになる。大変な混乱が起こることになり、中国側もそうした混乱は避けたいだろうから実施期日は延期されるのでないか。
▼この登録制は廃棄物原料の監督管理を強化し、ごみなどの持ち込みを規制するのが狙いだ。この制度と表裏一体の関係になっているのが、船積み前の廃棄物原料の輸出をチェックする商品検査機構で、日中商品検査がこれを実施している。それでも先月、廃プラの不正輸出が明らかになった。爆発的に急増する輸出に、船積み前のチェック体制が追いつかない?
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