▼数年前から都道府県別の古紙ヤード(ベーラーなどの設備を持った回収基地)マップを作成したいと考えていたが、なかなか最初の一歩が踏み出せなかった。それがある関係者からの依頼で、大都市のヤードマップを作り始めたのがきっかけになって、都道府県別の調査が軌道に乗ってきた。現在進行形で、調査ができた都道府県から(北から)掲載している。西日本の一部の読者からは居住する都道府県のマップがないかとの問い合わせを受けたりする。もう少し時間をください。
▼関東1都6県の調査が終わった。人口は4,000万人を越え、日本の人口の3分の1を占める。本紙の推定による昨年の関東地区の古紙回収量は900万トン足らずか。国内全体に占めるシェアは41~42%、人口よりも8~9ポイントシェアが高い。この関東地区に448ヵ所の古紙ヤードがあった。まだ甲信越が完了していないが、甲信越だけでも70ヵ所前後のヤードがありそうだ。
▼となれば関東・甲信越では優に500ヵ所を超える。ちなみに北海道44ヵ所、東北6県で134ヵ所のヤードがあった。つまり、東日本だけで700ヵ所近い古紙ヤードだ。中部地区から西日本にかけてのヤード数をこれを上回ることはないとみたい。
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