今年4月末をもって平成に幕を閉じ、新たな元号がスタートする。平成の30年間を紙・板紙の生産量の推移から振り返ってみたい。生産量は二度のピークの山があったものの、30年前にほぼ逆戻り。前半は緩やかに成長し、リーマン・ショックで一挙に市場が縮小する流れであった。その間に製紙メーカー各社の合従連衡が進み、グローバル化も加速した。紙と板紙で明暗が分かれる中、さらなる合併の動きやマシンの廃棄.転抄が増えて...
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