▼関東商組の6月の輸出価格(問屋手取りベース)は段ボール、新聞、雑誌ともに3ヵ月連続の値下がりとなった。とくに新聞は前月比1円60銭の大幅な下げ。今春、値上がりしていた品種ほど下げ幅も大きかったことになる。ところが、米国西海岸の新聞の輸出市況を聞くと、高値安定しており、横ばいで推移。このため、一時は米国品とくっついていた日本の新聞だが、ここにきてトン30ドル、円価でキロ3円以上も価格差がついてきた。つまり、一連の下げは日本品の単独下げだと指摘されている。
▼ところで今1-4月累計の古紙輸出量はおよそ107万トン。仮に三倍すると年間では321万トンになるが、冬場を挟む前半の輸出よりも夏場を挟む後半の輸出が増える傾向にあるので、年間では350万トン前後の輸出が実施されるのでないか。
▼ここで注目したいのは新聞の動向だ。古紙輸出は昨年同期(1-4月)に比べて26万トン増だが、このうち段ボールがおよそ19万トン増。上物、雑誌、その他も増えているが、唯一新聞が8,000トンの減少。新聞は1-3月の国内消費もマイナス成長(1.3%減)だったので、輸出と国内消費がともに低迷していることになる。回収が伸び悩んできた?
2025年07月14日
コラム「虎視」
今号で紹介した熊谷紙業は、90年代から古紙パルプ生産を試行錯誤してきた。本紙268号(97年10月)を改めて読[...]
2025年07月07日
コラム「虎視」
段ボール古紙の調達価格が、段原紙の市況上昇のなか、据え置かれている。段原紙は2017年以降、5回目となる値上げ[...]
2025年06月30日
コラム「虎視」
2015年に日本マテリオと共催して、古紙ジャーナル韓国ツアーを開催した。
▼その時に家庭紙メ[...]
2025年06月23日
コラム「虎視」
韓国には業界紙というものが存在しないという。その理由は主に3つある。
▼①そもそも各業界[...]