
▼今年上半期の輸出量と需給ギャップは180万トンでピタリ一致した。需給ギャップとは古紙回収量から消費量を差し引いた数量のことで、国内の余剰分である。今年もこの余剰分がそっくり輸出されたことになる。日本の場合、需給ギャップを調べれば、古紙輸出の動向をかなり正確に知ることができるわけだ。
▼上半期の回収率(回収量を紙・板紙消費量で割る)は、史上初めて70%台に乗せた。需給ギャップが大きくなっている(すなわち輸出が増えている)のは、①回収率の増大②国内消費の鈍化が二大要因だろう。国内消費はDIP設備投資による洋紙向け消費増は期待できても、板紙向けは今後も低迷しそうだ。となれば今後の回収率の動向に自ずと関心が集まる。
▼韓国は90年代に入ってから飛躍的に回収率が伸びた。日本の90年代はバブル崩壊などで回収率が伸び悩んだが、2000年に入ってから弾みがついてきた。03年に韓国の回収率は80%台に乗せた。日本も韓国を後追いするだろう。というのも、80年代までは日本の回収率が韓国を大きく上回っていたのだから。回収率がまだ伸びるということは、輸出がさらに増大するということでもある。輸出500万トン時代の到来はそう遠くないのでないか。
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