▼本紙の705号で北海道に900店舗を構える大手のコンビニ、セイコーマートが8月下旬から古紙の回収を始めたことを報じた。家庭に溜まった古新聞、古雑誌、ダンボールを1部、1冊、1枚からでも店舗の営業時間であれば引き取るというもの。全国のコンビニでも初めて試みだろう。
▼生協、スーパーなどが店舗に回収容器を設置して、牛乳パック、缶、ペットボトル、トレイなどを回収しているのは周知の通り。中身商品が空になった容器を引き取り、リサイクルに協力しているわけだ。最近は生協、スーパー、コンビニでも新聞や雑誌が販売されているので、読み終わったこれらの古紙を引き取り、リサイクルしようという店舗が増えてくるかも。
▼今回、所用ででかけたホノルルで地震による14時間の停電に出会って知ったのは、災害時のコンビニの威力だった。ホノルルには驚くほど沢山のABCストアというコンビニの店舗がある。食料品や日用品だけでなく衣料品まで揃っており、品数が豊富。コンビニといえばかっては利便性だけを追求する店舗だったが、生き残りをかけて業態を変えつつあるのが現在のコンビニとか。ホノルルで飲み物や食べ物を買い求める観光客の長い行列をみて、コンビニは社会に役立つ!
2025年04月21日
コラム「虎視」
日本では商品や容器包装等で、リサイクルしやすい設計がこれまでにも行われてきた。その一例が、かつて家庭や企業に配[...]
2025年04月14日
コラム「虎視」
17年に発刊された「アマゾンが描く2022年の世界、田中道昭著」という本に出てくる近未来像がある。無人コンビニ[...]
2025年04月07日
コラム「虎視」
概ね売上10億円以上の古紙問屋を対象に業況調査アンケートを実施したが、回答率は3割強にとどまった。経営状況の公[...]
2025年03月31日
コラム「虎視」
2018年から開始した中国のナショナルソードにより、鉄スクラップも輸入禁止となった。しかしその前から中国は世界[...]