2006年10月30日 オピニオン » 711号

コラム「虎視」 711号

コラム「虎視」

▼本紙の705号で北海道に900店舗を構える大手のコンビニ、セイコーマートが8月下旬から古紙の回収を始めたことを報じた。家庭に溜まった古新聞、古雑誌、ダンボールを1部、1冊、1枚からでも店舗の営業時間であれば引き取るというもの。全国のコンビニでも初めて試みだろう。

▼生協、スーパーなどが店舗に回収容器を設置して、牛乳パック、缶、ペットボトル、トレイなどを回収しているのは周知の通り。中身商品が空になった容器を引き取り、リサイクルに協力しているわけだ。最近は生協、スーパー、コンビニでも新聞や雑誌が販売されているので、読み終わったこれらの古紙を引き取り、リサイクルしようという店舗が増えてくるかも。

▼今回、所用ででかけたホノルルで地震による14時間の停電に出会って知ったのは、災害時のコンビニの威力だった。ホノルルには驚くほど沢山のABCストアというコンビニの店舗がある。食料品や日用品だけでなく衣料品まで揃っており、品数が豊富。コンビニといえばかっては利便性だけを追求する店舗だったが、生き残りをかけて業態を変えつつあるのが現在のコンビニとか。ホノルルで飲み物や食べ物を買い求める観光客の長い行列をみて、コンビニは社会に役立つ!

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