
日本では商品や容器包装等で、リサイクルしやすい設計がこれまでにも行われてきた。その一例が、かつて家庭や企業に配布されていた電話帳である。毎年大量に印刷されて配布されていた電話帳だが、当初はイエローページの名前の通り、黄色の上質紙を造っていた。しかし黄色紙が再生原料として不適切だと言われ、改良された。紙の塗工部分に黄色を塗ることで、リサイクルが可能なイエローページとなった。
▼また容リ法施行の前に、日本の飲料メーカー及び容器メーカーが協議し、カラーPETボトルはリサイクルの妨げになるので、国内では生産しないという自主協定を結んだ。現在でも国内でカラーPETボトルは生産されていない。そのため日本のPETボトルは透明で、高品質の再生原料を供給することができている。
▼近年は紙パックのリサイクル率が伸び悩んでいるが、その原因の1つには、複合素材の紙パックが増えたことが挙げられる。飲み口だけプラ容器の物であったり、アルミ付きも増えた。これれをどうにかリサイクルしやすい物に出来ないかと考える。コストは増えるが、飲み終わった後にプラ部分だけ取り外すことや、アルミ部分を剥がすことが出来る等、もうひと工夫欲しいところである。
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