
中国の上海を拠点として企業・消費者向けにネット販売やその支援、コンサル業務を行っているセールス・インチャイナ㈱の浅野社長は、中国で事業を開始して25年目だが、中国はこれまでで最も景気が悪いと話している。その原因は、不動産のバブル崩壊にデフレと輸出減が重なり、外資企業の撤退も相次いでいるという。
▼またアリババ・グローバル事業部の須藤氏は、この10年間で日系企業約1000社の中国進出を支援してきたが、やはり同様に中国の経済状況はかなり悪いと話す。また近年の中国人は、モノからコトに需要が変化しているという。これまでは、生活必需品・贅沢品・ブランド品・趣味用品等の需要が高かったが、近年は習い事や旅行、赤ちゃん用品やペット用品、健康グッズ等の需要が増えている。
▼中国のネット通販では、購買者は複数のサイズや色や柄を頼み、実際に見て必要がない物は返品する。返品は期間内なら無料なので、返品率は40%に達する。またカスタマーサービスの充実が求められ、メールの問い合わせに対して、1分以内に返信することを義務付けている。ちなみに中国ではまだ環境意識は低く、エコやSDGS等の売り文句は効果があるかと聞いたところ、前出の両者とも、全く効果がないと答えている。
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