6月中旬にカンボジアを訪問した。東南アジアの様々な国を訪問してきたが、カンボジアは今回が初めて。カンボジアでホテイアオイやフルーツ、黒コショウ等を使ったオリジナルのジン「MAUSIM(マウシム)」を生産している古紙問屋のサンウエスパ(本社・岐阜市)にアテンドをしてもらい、古紙業者と産廃業者計8名で訪問した。
▼MAUSIMを生産している現場やホテイアオイの視察の他に、ゼロウエイストのレストラン、食用コオロギの生産農家、バナナペーパーを生産しているNPO、多くのピッカーが居住しているごみ山、資源物のタテバ、世界遺産のアンコールワットなど、かなりバラエティに富んだ視察となった。順次、紙面で紹介していくので乞うご期待。
▼カンボジアの人口は1720万人で、2000年以降は7~8%台の人口増加率となっている。平均年齢は26.5歳で、ベトナムの33.9歳や日本の48.4歳よりもはるかに若い。しかしカンボジアの平均年齢が若いのは、負の歴史によるものだ。ポル・ポト政権によって75年~79年までのわずか4年間に、当時の国民の4分の1にあたる180万人が虐殺された。負の歴史を乗り越え、現在のカンボジアは微笑みの国として希望に満ち溢れている。
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