
大和板紙㈱(大阪府柏原市)は中小板紙メーカーとして、独自の原料施策で生き残ってきた。他社が使わない古紙を率先して使用することで、競争力を上げるというのがモットー。同社にはパルパーが9台あり、様々な難処理古紙を含めた古紙を使用している。
▼大和板紙の原料調達を担うのが、古紙問屋の㈱須田商店である。須田社長は「今後、古紙もの家庭紙や白板紙の原料となる古紙がなくなる」と危機感を募らせる。ペーパーレス化は今に始まったことではないが、特にコロナ禍以降は洋紙の減少が著しい。この洋紙の急減によって最も打撃を受けるのが、パルプ代替として使用してきた古紙もの家庭紙や白板紙である。
▼須田社長のシミュレーションによると、洋紙の減少がこのペースで続けば、7~9年後には洋紙の消費量が現在の半分になる。そうなると上物や模造の発生量も半分になり、年間100万トンほどの家庭紙向け古紙が足りなくなる。大和板紙としても、これまで上物古紙と模造や機密書類、そして牛乳パック・酒パックやフィルム系の難処理古紙を上手く使ってきたが、今後訪れる古紙不足を懸念している。新たな掘り起こしやまだ使っていない難処理古紙はないか、様々な策を講じているという。
2026年05月18日【アルミ価格】過去最高値を毎月更新中アルミ缶(プレス)は400円台
2026年05月18日【㈱斎藤英次商店・斎藤大介社長インタビュー】「大本紙料の修行とラグビー挫折が人生経験に繋がる」「ドラッガーからマーケティングを学び新規事業に」
2024年06月24日【2030年・2040年予測】2030年は紙・板紙消費18%減、古紙22%減新聞用紙と印刷・情報用紙は6年後に約4割減
2026年05月11日【古紙輸出価格】関東と中部の落札価格、 キロ1.3円の価格差に
2026年05月11日【斎藤英次商店】内職市場を3ヵ所で展開、様々な相乗効果を得る業界初のカーボンニュートラル段ボールが話題に
2026年05月18日
コラム「虎視」
今回のインタビューが興味深い話だったので、他の古紙問屋で修行した経営者をピックアップしてみた。
[...]
2026年05月18日
ちょっとブレイク
現在、日本全国には引きこもりが146万人いるという。これは約50人に1人が引きこもっている計算になる。引きこも[...]
2026年05月11日
コラム「虎視」
懇意にしている古紙業者からこんな依頼を受けた。「息子が大学の卒論で古紙回収の変遷をテーマにしているので協力して[...]
2026年04月27日
コラム「虎視」
日本紙運輸倉庫は1913年創業で、日本全国に、紙製品の国内輸送及び保管業務を中心とした倉庫を保有する。また海外[...]