今年6月、日本の古紙消費の一角を占めるレンゴーから初めて古紙再生促進センター代表理事に長谷川一郎氏(同社代表取締役副社長)が選任された。従来は王子HDか日本製紙の出身者が慣例だった。古紙の利用は、製品需要が堅調な段ボール原紙メーカーが下支えしており、いまや段ボール古紙が国内消費の過半を占めている。こうした時代を映すかのような人事となった。中国の全面古紙輸入禁止やコロナ禍の影響を受けて、世界の古紙...
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