
▼㈱ジェーオーピーのホームページをみていたら、「古紙の輸出が増えたことで価格以外にも問題が起こっている、それは古紙の品質が悪くなっていることだ」という内容の話が掲載されていた。この指摘が面白いので拝借して紹介したい(内容については本紙が脚色)。
▼新聞古紙を例にとると、今は国内ではほとんどが洋紙向けに使用されているが、かっては板紙向けが主力だった。古紙業者はきちんと選別したものは洋紙向けに、選別の甘いものは板紙向けに売っていた。昨今の中国向け輸出の新聞の大半が板紙用途なので、選別がかなり甘い。輸出が増えると新聞古紙のグレードが下がってしまうというわけだ。
▼また印刷会社から発生する印刷ヤレ(損紙)や裁落品を例にとると、印刷会社で細かく分けてもらい、さらに業者が選別したものを洋紙や家庭紙が使用していた。ところが輸出する場合は細かく選別しなくてもまとめて出荷すればそれなりの価格で売却できる。印刷会社に仕分けを頼まない業者も出てきているといい、裁落古紙も品質低下が顕著になった。なおジェーオーピーは古紙の輸出入や廃プラ・PETボトルなどの輸出業務を行う商社。社長の永留氏は同社を設立する前は、米国西海岸で古紙の輸出を手がけていた。
2026年04月13日
コラム「虎視」
静脈産業に特化したM&Aやコンサルタントを手掛けるベイニングは、森・濱田松本法律事務所と共著で「循環型社会実現[...]
2026年04月06日
コラム「虎視」
私は1973年(昭和48年)生まれで、いわゆる団塊ジュニア世代。73年と言えば、日本中がオイルショックでパニッ[...]
2026年03月30日
コラム「虎視」
世界広しといえど、古紙の分別回収が浸透している国は、日本と韓国のみである。後進国では、古紙は貴重品なので捨てら[...]
2026年03月30日
ちょっとブレイク
私の小学生時代の将来の夢は、先生・バスの運転手・新聞記者だった。そしてその1つは、父が創業したおかげで、大手新[...]