▼現在、ベーラーなどを設置した回収基地を持つ古紙業者(専業者、廃棄物業者メーカー、商社など)のヤードマップの改訂版を作成中だが、同マップに掲載するデータとして、国内で古紙を使用する製紙企業と工場を調査中。まだ調査段階だが、全国に170ヵ所前後の工場がありそうだ。王子製紙、日本製紙、レンゴーなど1社で複数の工場を保有する企業もあるので企業数は当然、これより少ない。
▼古紙再生促進センターの会員企業は41社。工場数は79工場。実際の工場数が倍以上あるのは、古紙もの家庭紙メーカーがほとんど非会員(会員は王子ネピアの1社だけ)であるためだ。今回、古紙を使用する企業と工場がもっとも多い静岡県を先行して調査してみた。使用企業は53社、うち非会員は40社にのぼった。この非会員の古紙消費量も関係者から協力をいただき、集計した。
▼大手製紙でもグループ企業数に違いがある。王子製紙は王子板紙、王子特殊紙、王子ネピアの3社。日本製紙は日本大昭和板紙、日本クレシアの2社。ところが大王製紙はいわき大王、大宮製紙、大日製紙、大津板紙、ハリマペーパーテック、大成製紙の6社と、グループの企業数が多い。名古屋パルプは大王製紙・可児工場になったけれど。
2024年12月09日
コラム「虎視」
マレーシアの経済発展は目覚ましいが、製紙業の発展も目覚ましいものがある。11年前に訪問した時は、王子グループの[...]
2024年12月02日
コラム「虎視」
働き方改革によって古紙業界ではドライバー不足に陥る懸念があった。時間外労働の上限規制(年間960時間)が敷かれ[...]
2024年12月02日
ちょっとブレイク
母がヒッポファミリークラブという多言語の国際交流クラブに入っていたので、海外からのホームステイを積極的に受け入[...]
2024年11月25日
コラム「虎視」
古紙の源泉となる紙の需要にもトレンドがある。雑誌は販売部数が減り、広告も減り、そして売るための書店も減っていく[...]