1年間開催が延期になっていたEURO2020が幕を閉じた。
大会前の優勝オッズは、フランスが5.5倍、イングランドが6倍、ベルギーが7倍、ドイツ・イタリア・スペイン・ポルトガルが9倍と拮抗していた。優勝候補のフランス・ドイツ・ポルトガルが同じグループに入り、死の組と注目された。この3チームはグループリーグを突破したものの、ベスト16で3チームとも姿を消すという波乱含みの展開となった。
決勝はイングランド対イタリア。ホームの聖地ウエンブリースタジアムで悲願の初優勝を目指すイングランドが有利とされていたが、結果はPK戦の死闘の末、イタリアが53年ぶり2回目の優勝を飾った。MVPは、決勝・準決勝でPK戦を制した22歳の守護神ドンナルンマで、ゴールキーパーのMVP受賞は大会史上初めてとなった。彼はセリエAで16歳8ヵ月の最年少デビュー記録を保持している。
イタリア代表は17年11月、ロシアW杯予選でプレーオフの末、まさかの敗退。60年ぶりにW杯に出場できない屈辱を味わった。その後マンチーニ監督が就任してから3年半、チームを立て直して無敗記録を更新していた。ロシアW杯予選敗退でイタリア代表を引退したブッフォンから、若き守護神ドンナルンマへ。伝説は始まったばかりだ。
2025年04月28日
コラム「虎視」
昨年11月に紙資源の社長に就任した大津正樹氏と初めて会ったのは中国だった。今から17年前のことで、その時は理文[...]
2025年04月21日
コラム「虎視」
日本では商品や容器包装等で、リサイクルしやすい設計がこれまでにも行われてきた。その一例が、かつて家庭や企業に配[...]
2025年04月14日
コラム「虎視」
17年に発刊された「アマゾンが描く2022年の世界、田中道昭著」という本に出てくる近未来像がある。無人コンビニ[...]
2025年04月07日
コラム「虎視」
概ね売上10億円以上の古紙問屋を対象に業況調査アンケートを実施したが、回答率は3割強にとどまった。経営状況の公[...]