2020年11月23日 オピニオン » 1403号

コラム「虎視」

コラム「虎視」

 中国最大の製紙メーカーであるナインドラゴン。昨年の生産量は世界3位の1590万トン。米国のインターナショナルペーパー(2095万トン)、APP(推定1600万トン)に次ぐ生産量を誇る。98年頃から本紙はナインドラゴンについての報道を始めたが、当初は読者からこんな声がよく聞かれた。「本当に実在する会社なの?」「倍々ゲームのような投資をして資金がショートしないの?」といったものだ。本紙の創業者が02年に現地を訪問するまでは、そんな声が特に多かった。

 ▼07年にナインドラゴンの古紙調達商社であるチュンナムジャパンが設立。会社説明会には全国から主要な古紙問屋が招待された。そこで問屋の多くが古紙ジャーナルを持参していたことから、日本のプロモーションは古紙ジャーナル主体で行うことを決めたという。その後、マスコミ嫌いとして有名な張茵董事長から、独占取材に応じるという連絡があり、ナインドラゴン・太倉工場でインタビューを実施。工場設備や古紙原料置場を自ら案内してもらい、自身の話や今後の目標などを聞いた。「私は元々古紙回収で身を興した。古紙は人生の原点。古紙に囲まれているとハッピーな気持ちになる」と話していたことが印象的だった。

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