
▼古紙の輸出価格のドル価(海上運賃などを含んだCIF価格)が東日本大震災前の水準に戻ったばかりか、リーマンショック前の水準に戻ってきた。当時と違うのは為替レート。リーマンショック前は1ドル108円前後だったが、最近は81円前後と、2割以上の円高で推移している。このため円価(問屋手取り)が大幅に相殺され、トン250ドルで成約してもキロ17円台(輸出経費にキロ3円かかるとして)だ。
▼それでも国内建値が昨4月から据え置かれているので、主要三品の輸出の円価はいずれも国内より3円前後高い。台湾やベトナムでも夏場から大型の新マシンが稼働するので、海外からの引き合いは今後も強いだろう。現状の内外価格差で夏場も推移すれば、早ければ9月にも国内建値を突き上げるかもしれない。
▼もっとも輸出価格は一本調子で上昇しない。中国の現地紙などによると、降水不足で揚子江などの河川の水位が低下し、水力発電量が減っている。今年は過去最大の電力不足の危機にあり、夏場はさらに深刻化しそうな見通し。電力不足から製紙などの製造業は減産を強いられる可能性があるため、いまのところ中国の古紙の買い姿勢は強いものの、減産が本格化すると弱くなるだろう。
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