2020年5月18日 オピニオン » 1377号

コラム「虎視」

コラム「虎視」

 ヤードという言葉を調べてみると、次の意味がある。①庭・中庭、②鉄道の操車場、③自動車の解体施設、④作業場・仕事場。日本ではバックヤードやストックヤードという使い方が多い。ちなみにバックヤードは裏庭や倉庫、ストックヤードは倉庫や保管庫という意味を持つ。

 ▼1992年4月に創刊した本紙で、古紙ヤードという言葉が最初に登場したのは、同年7月の第14号だった。「変貌する古紙直納業」という連載記事で、「持ち込み増え引き取り減る古紙ヤード、将来は計量・支払の無人化も」という見出しに登場した。その後、90年代後半から次第に新設ヤードの情報を伝えるようになり、日本全国に古紙ヤードがいったい何ヵ所あるかという素朴な疑問に繋がった訳である。

 ▼世界各国で製紙メーカーの工場をまとめた一覧はあるが、古紙ヤードを国レベルで詳細に調査したのは、本紙だけではないか。他国にない理由は、①調べる組織(公的機関・組合・業界紙等)がない、②メーカーや商社、ブローカー等のバイヤーは教えたくない、③価格の変動や競争で浮沈が激しい、④法整備がないー等が考えられる。欧米でもサプライヤーリストを共有するという考えはなく、企業秘密という認識が強い。

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