
新聞古紙の発生が尋常でない減り方をみせている。4月以降、問屋筋によると例年より3~4割減っているという。ページ数は広告の出稿減で削られた。そもそもスポーツの記事がなくなったこともある。新聞古紙になるときに折り込みチラシで重量が約4割増えるが、これも激減した。チラシ減少で新聞販売店は深刻な経営難に陥っているようだ。
▼普段以上にニュースに触れる機会は増えた。最新のコロナ禍の状況を知るため、大量の情報を消費している。だが、多くの人にとって主な情報源はYahoo!やLineで配信されたネットメディアだったのではないか。スマホやWeb画面から手軽で無料という価値には抗いがたい。ポータルサイトが巨大メディア化する構図はもはや決定的。ニュース制作と情報配信のあり方は完全に変わった。
▼感染予防で取材に支障をきたしているのは本紙も同じ。現地取材や対面で得られた情報はウリでもあったが、他のあらゆる手段をフル活用するしかない。幸い製紙・古紙業界は「必要不可欠な産業」として社会的なニーズが強い。生き残れる分野であるが、市場規模に合わせた再編、海外を含めた環境変化への対応が求められている。ニッチで鋭い市場分析が専門紙ならではの強みだと考えている。
2026年02月23日
コラム「虎視」
これまで20年にわたって各国貿易統計のデータを取得していたのが、ジェトロ(日本貿易振興機構)のビジネスライブラ[...]
2026年02月16日
コラム「虎視」
2月8日、第51回衆議院議員総選挙が投開票され、結果的には自民党の歴史的大勝に終わった。この国政選挙の投票用紙[...]
2026年02月09日
コラム「虎視」
紙製容器包装の回収は、容器リサイクル法の制定と同時に始まった。当時から28年が経過したが、紙製容器包装の回収率[...]
2026年02月02日
コラム「虎視」
小学館の文芸誌であるGOATが異例の売れ行きをみせている。文芸誌は、新人作家の発掘や単行本化の動線、文壇での評[...]