昨年は地球温暖化に対する危機を呼び掛けたスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんが注目を集めた。学校のストライキや大人を糾弾する発言には賛否もあるが、昨今の巨大台風なども誘発しており、差し迫った問題であることを痛感させられる。
一方、日本の子供達も負けてはいない。古紙再生促進センターが主催する全国小中学生『紙リサイクル』コンテストでは、作文とポスター合わせて全国2371点の応募があった。25作品2校が入賞者に選ばれ、新たに加わった文部科学大臣賞が華を添えた。
舌を巻いたのが、全原連理事長賞を受賞した雫石華凛さんの作文。「思い出しちゃう」「かなって」と口語調を交えながら、「ぼーっとしていると言われる」との他者視点、「だけど、何で?」も問答も加わる。最後は「ゲームみたいに遊びながらできれば、リサイクルにきょうみをもってくれる人ふえるかな」の提案で締める。子供だからといって侮れない。
これほど真剣な子供達のために何をすべきか、忘れてはならない視点だ。
2024年04月22日
コラム「虎視」
財務省の貿易通関統計によると、日本から古紙パルプの輸出量が急増している。昨年半ばごろから増え始め、直近の24年[...]
2024年04月15日
コラム「虎視」
日本容器包装リサイクル協会の発表によると、今年度の市町村からの紙製容器包装の引き渡し予定量は1万4千トン。ピー[...]
2024年04月08日
コラム「虎視」
受験シーズンが終わって新学期が始まる。受験前は、縁起が悪い言葉を避ける必要がある。このタブーの言葉のことを忌み[...]
2024年04月01日
コラム「虎視」
ドジャース・大谷選手の通訳の水原氏が違法なスポーツ賭博を行い、大谷選手の資金を流用したとして刑事告訴された。こ[...]