アジアの記事一覧

2024年1月15日 古紙価格・製品市況 »  1558号

【古紙輸出価格】
中東情勢の悪化が古紙供給に影響
日本の古紙輸出価格3品共に上昇

　昨秋からイエメンの武装組織フーシ派が紅海で貨物船への攻撃を繰り返していることで、海運各社は紅海及びスエズ運河を回避する航路に変更。その影響で欧州・米国・中東からの古紙輸出に大きな影響を及ぼしている。特に今や世界最大の古 […]

2024年1月15日 市場データ »  1557号

【11月の古紙輸出入】
台湾、マレーシア向けが急増

©shutterstock

　23年11月の古紙輸出量は18万6903トンで、対前年同月比では53.8％増となった。段ボール以外は前年比で減少したが、段ボールが倍増したことで、増加となった。 　1～11月累計では204万1308トンで、対前年比22 […]

2023年12月18日 市場データ »  1554号

【世界のトップ75】
ウエストロックが統合前に首位
日本勢は円安で軒並み順位落とす

　Paper360°がまとめた2022年の世界の製紙メーカーの売上トップ75社を掲載する。 　概して紙パルプ関連事業は増収基調にあったが、合併・再編も進んでいる。75社の総売上額は3498億ドルで前年比5.4％増えた。こ […]

2023年11月13日 海外動向 »  1549号

【海外の段ボール原紙市場】
需要鈍化と供給過剰で成長の踊り場に
欧米2大メーカー合併へ、高まる再編気運

　アジア圏での段ボール原紙（以下、段原紙）の供給過剰によって、これまで堅調に伸びていた市場が踊り場を迎えている。急激な設備増強のペースに比べ、コロナ禍後の需要回復が鈍く、余剰感が強まり製品市況の悪化を招いているためだ。世 […]

2023年10月2日 古紙価格・製品市況 市場データ 海外動向 » 1543号

【古紙輸出価格】
3品種とも価格上昇
段ボール・雑誌は18円台

　既報のように日本の古紙輸出価格が上昇してきた。米国・欧州のOCC輸出価格が5～10ドル上昇したことで、日本のOCCもツレ高となっている。ベトナム向けドル価は150～155ドルで、円価ではキロ18.5～19.0円。一部で […]

2023年6月5日 市場データ 海外動向 » 1527号

【アジアの古紙輸入】
輸入増はベトナムとマレーシアのみ
日本古紙のシェアは軒並み低下傾向

　2022年のアジア各国の古紙輸入量を調査した。20年末で中国が古紙輸入を禁止したことで、古紙輸出相手国はアジア全体に分散。21年はほとんどの国で輸入増となっていたが、22年は一転して減少した。中国経済や世界経済の停滞に […]

2023年5月29日 市場データ 海外動向 »  1526号

【ベトナムの古紙輸入量】
日本からの輸入量が前年比15％減
成長ペース鈍化、中国の原紙需要と連動か

　ベトナムは日本にとって古紙の最大の輸出相手国で、2022年は輸出全体の約3分の1を占めた。ベトナム側からみると、22年の古紙輸入量は317万トンで対前年同期比0.4％減。その8割強が段ボール古紙で、込頁やシュレッダー古 […]

2023年5月8日 インタビュー 企業動向 海外動向 »  1523号

【韓国古紙ヤード】
新聞古紙が激減、主力の段ボール古紙は全て輸出
保有車両はわずか2台、ほとんどが持ち込み方式

　3月初旬に韓国・仁川市にある古紙ヤードの京仁リサイクリングを訪問したので、レポートしたい。創業者の現会長が独立前は新聞業界で働いていたこともあり、以前は月間1万トンの新聞古紙を扱っていた。しかし現在は様変わりして、月間 […]

2023年3月13日 インタビュー 企業動向 古紙価格・製品市況 海外動向 » 1516号

【韓国 ペーパーコリア】
韓国最古の製紙会社、段原紙にシフトへ
工場跡地を不動産開発して新規事業に

　韓国のペーパーコリアの本社を訪問し、担当者から話を聞いた。韓国の新聞用紙メーカーは生き残りをかけて、段原紙への転抄と不動産事業に照準を合わせる。 会社沿革 　ペーパーコリアは1944年に創業した。しかし当時はまだ日本が […]

2023年2月20日 市場データ »  1513号

【再生資源輸出】
4品目共に輸出量減少・輸出価格高騰傾向
輸出量は直近2年で3～4割の減少に（古布以外）

　2年ぶりに日本の再生資源4品目（古紙・鉄スクラップ・廃プラ・古布）の輸出量と輸出価格を調べた。データ元は財務省貿易統計。4品目の近年の傾向は似ている点が多い。コロナ禍で経済的に混乱した20年から22年までの傾向では、4 […]

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