アジアの記事一覧

2018年6月4日 市場データ 海外動向 »  1281号

【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ

　中国が再生資源の輸入に関する規制を強化したことで、東南アジア諸国がしわ寄せを受けている。先進国を中心とした輸出国が中国からベトナム、タイ、マレーシアなどの東南アジアに輸出先を振り替えたことで、大量の荷が殺到。港の荷受能 […]

2018年1月15日 市場データ 海外動向 »  1262号

【王子ＨＤ 海外事業】
マレーシアのＧＳＰＰで45万㌧増設
需給環境に応じ、国内＋輸入で古紙調達増

　王子ＨＤは昨年末、マレーシアのＧＳペーパー＆パッケージング社（以下、ＧＳＰＰ）において新たに段原紙マシンを増設すると発表した。稼働時期は2021年4月の予定。マシン能力は年産45万トンで、エネルギー供給および用排水設備 […]

2017年10月9日 海外動向 » 1249号

【ＪＰ】
インドで初の古紙ヤード開設へ
数年内に年間扱い量４万トン目指す

　日本紙パルプ商事㈱（以下、ＪＰ）は、インドで古紙ヤード事業に進出する。インドに日系資本による古紙ヤードが出来るのは初めて。同社は現在、インド西部のムンバイで土地を選定中で、年内のオープンを目指す。主に印刷工場から出た裁 […]

2017年9月18日 市場データ 海外動向 »  1246号

【2016年のアジアの古紙輸入】
中国の他8カ国を合わせても3分の1
インドのＭＩＸ輸入が300万㌧超

　アジア9カ国における2016年の古紙輸入量データから、中国と他アジア諸国の輸入量を比較した（ベトナムのみ統計発表が遅れるため2015年データ）。 　9カ国の輸入量合計は、3811万トンで前年より12万トン減。各国別にみ […]

2017年9月18日 海外動向 » 1246号

【香港】
香港で古紙回収ストライキ発生
2,500トン／日を回収停止へ

　香港の古紙回収業者が9月11日から3日間、回収作業を一斉にストップするストライキを予定しているとアジア経済情報などが伝えた。現地エージェントによると、香港環保廃料再増業総会に属する古紙業者10社らが、環境対策の1環とし […]

2017年5月29日 関連業界 » 1231号

【古布】
マレーシアの大手業者
在庫減で輸出価格も復調

　2015年半ばより急落していた古布価格が底を打ち、回復基調にある。マレーシアの大手買付業者のホンスーンハンのナイ氏によると、5月中旬の込みボロの輸出価格（問屋店頭、ＣＩＦ価格、キロあたり）は東京で28ー32円、大阪で2 […]

2017年2月20日 市場データ » 1218号

【2015年の世界主要国の古紙・紙・板紙需給】
アジアの需要増、欧米から補う

　2015年の世界主要国の古紙需給及び紙・板紙需給を掲載する。全世界で古紙回収量は対前年比1.8％増、古紙消費量は同1.6％増加した。回収増を牽引したのが、中国、米国、スペイン、ドイツ、スペイン、トルコ、ポーランドなど、 […]

2017年2月20日 市場データ » 1218号

韓国・台湾から古紙輸出が増加傾向
アジア諸国間の域内流通が活発化

各国の古紙自給率

　日本から古紙の輸出量が減る一方で、アジアの域内流通量は増加傾向にある。もともと自国だけで古紙をほぼ自給できるのは、アジアの中で日本だけ。他のアジア諸国は不足分を輸入することで補っている。自給できるというのは、回収量が消 […]

2017年1月2日 古紙価格・製品市況 市場データ 海外動向 »  1211号

ビル氏「健全な海運業界の復活望ましく」
「ベトナム増設で再編の引き金も」バシポール氏

　ここでは各日の最後に行われたパネルディスカッションの中から興味深い発言を取り上げたい。 【1日目】 Ｑ今回の古紙価格の上昇をどのようにみているか？ 　唐：古紙業者のビジネスがタテ場のようなものから、古紙ヤードに変わり、 […]

2017年1月2日 古紙ジャーナル記事 海外動向 » 1211号

【解説】
王室系財閥、ＡＳＥＡＮでＭ＆Ａ投資拡大
サイアム・セメント・グループの企業群

　サイアム・セメント・グループ（以下、ＳＣＧ）の企業グループの概要を取り上げる。ＳＣＧは1913年に当時の国王の命によって創設された、タイで最古のメーカー。現在も王室財産管理局が筆頭株主で、31.6％の株式を保有する。同 […]

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