今年7月、再生パルプの取材のために台湾を訪れた。台湾は中国の再生パルプの最大の輸入先となっており、製紙メーカー各社が再生パルプの生産に乗り出している。一方、日本では中国向けの古紙輸出減で余剰問題が長期化してきそうな気配がある。業界関係者の間では、梱包材として海外から流入する160万トンほどの段ボール古紙がダブつくとみる。既に日本でも複数の商社が再生パルプの生産を検討しているといい、日本においても...
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