市場データの記事一覧

2019年12月16日 市場データ » 1357号

【国内製紙メーカーの動向】
年末年始、平均9日間荷止め
１0月の段原紙輸出は５万㌧

　製紙メーカー各社は年末年始、古紙の荷受け停止を実施する。東日本を中心に、主要工場の動向をまとめた。在庫過多の解消やＳＤを組み込むケースもあって、例年より長い。日本製紙の石巻工場と岩沼工場だけ短いのは、ＳＤ時に長期的に受 […]

2019年12月9日 市場データ » 1356号

10月の古紙輸出入

　10月の古紙輸出は26万9021トンで対前年同月比9.6％減だった。1―10月累計では255万2116トンの20.3％減。単月では、6月の30万3000トン、7月の28万9000トンに続き今年3番目に多い。 　品種別で […]

2019年12月9日 市場データ »  1356号

【来年の中国の輸入ライセンス】
大手の調達方針が焦点、華泰が見込み発注も

　12月中にも来年分の中国の古紙ライセンス第1弾が発行されるもよう。時期や数量について様々な観測が飛び交っている。2021年の輸入ゼロを前提とし、来年のライセンス総量は今年の6割程度にあたる600万トンとの見方が大勢だ。 […]

2019年12月2日 市場データ » 1355号

【行政回収】持ち去り離散で、収集量も回復傾向
【集団回収】回収業者への助成金が各地で復活

　古紙輸出価格のドン底市況が長引いていることにより、家庭系の古紙回収の仕組みにも影響が現れてきた。①持ち去り業者の離散と行政回収の回収量増、②集団回収における業者助成金の復活、③ヤード閉鎖・倒産による受け皿の消失――など […]

2019年12月2日 市場データ » 1355号

【平林金属・西大寺工場内に】
えこ便・西大寺局がオープン

　去る10月16日、平林金属㈱（本社・岡山市）が手掛けるえこ便・西大寺局がオープンした。えこ便とは、ポイント制による資源物の持ち込み施設で、他社に比べて圧倒的に規模が大きいのが特徴である。 　えこ便・西大寺局は、平林金属 […]

2019年11月25日 市場データ »  1354号

【連載③】国内段原紙・古紙市況は持続可能か？
カルテル発覚後、大手一貫メーカーが戦略転換
消耗戦からＭ＆Ａ加速、原紙の過剰設備が懸念材料に

　段ボール業界に激震が走ったのが、2012年6月の公正取引委員会による一斉調査だった。その後、製品への価格転嫁が難しくなり、古紙価格との三位一体も薄れた。一時は各社が再びシェア争い、安売りへひた走ることも危惧された。だが […]

2019年11月11日 市場データ » 1352号

9月の古紙輸出入

　9月の古紙輸出は25万8689トンで対前年同月比9.6％減だった。1―9月累計では228万3095トンの21.4％減。通年では300万トン前後になるとみられ、前年より80万トンほど減ることになりそうだ。 　今年の輸出減 […]

2019年11月4日 市場データ »  1351号

【札幌市 雑がみ回収】
全国市町村で最多の雑がみ回収量(年間1万8000㌧)誇る
落札単価は㌔4.7円に下落、今後さらに下落

　古紙の余剰問題が出てくると、必然的にグレードの低い古紙から順に行き場を失っていく。先日、本紙が調査した各自治体の行政回収による雑がみ売払い価格は、概ねキロ4円～6円台。品質が安定しない雑がみ類は、原料としての優先順位が […]

2019年11月4日 市場データ » 1351号

【中国 古紙輸入】
1ー9月で3割減、日本からも急減
段原紙輸入は4％増の微増傾向

　中国の原料・製品の輸入は、古紙が大幅減、再生パルプが大幅増、段ボール原紙が微増という傾向にある。 　9月の中国の古紙輸入量は、81万9000トンで前年同月より49％減った。1―9月累計では812万2000トンと29％減 […]

2019年10月28日 市場データ 海外動向 » 1350号

【中国輸入 ライセンス】
古紙輸入ライセンスは1070万トン
玖龍紙業32％、上位3社で62％

　去る10月17日、第13回中国輸入ライセンスが公示された。うち古紙輸入ライセンスは約40万6000トンで、31社44工場に出された。時間的な問題もあり、これで今年の古紙輸入ライセンスは最後という声が強い。今年の中国の古 […]

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