国内段原紙・古紙市況の持続性に迫る特集の最終回。今回はコスト構造の観点から。国際化した古紙市況と独自体系を取る国内原紙市況との間で、いかに製紙メーカーや古紙問屋が適正な利潤を確保するのか。このバッファーにこそ持続可能性のカギがあると思われる。一方、来年以降、国内で設備増強が予定されている中で、古紙余剰も深刻化しつつあり、原紙輸出の必要性が一層高まっていくとみられる。国内メーカーが段ボール古紙を1...
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