海外の古紙・段原紙の需要回復が鈍い。一番の誤算は、中国でゼロコロナ解除後、景気が回復するとの予想が外れたことだろう。インフレによって消費意欲が減退し、段ボールといった包装資材の需要にも影響が生じている。 3月にОECDが発表した2023年の見通しでは、中国のインフレ率は2.2%なのに対し、日本が2.5%、EU圏が6.2%、米国が3.7%と中国が突出しているわけではない。日本にも言...
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