【北海道地区の段原紙・古紙需給】
王子は段原紙の増産分を輸出
関東からの古紙輸送コスト重く

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 2020年から21年にかけて3社3台の転抄マシンが稼働したが、王子製紙苫小牧工場のL1マシンもその1つ。23年は国内の段ボール原紙需要が伸び悩んだ中で、段原紙の輸出も減少に転じた。王子の転抄マシンが稼働したことで、北海道地区における古紙と段ボール原紙の需給はどのように変化したのか、レビューしたい。  王子HDは、19年に北海道地区における生産体制の再構築を発表。苫小牧工場の新聞...

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