2021年7月26日 企業動向 » 1436号

【新明和工業】
パッカー車の年間販売台数は約3000台(シェア約6割)
巻き込まれ被害軽減装置(Smart eye motion)を開発

新明和工業の回転板式パッカー車のG-RX

 塵芥車、いわゆるパッカー車の最大手メーカーである新明和工業(本社・兵庫県宝塚市)の特装車事業部を訪問して話を聞いた。今回の目玉は、同社が開発した巻き込まれ被害軽減装置の「Smart eye motion」で、AIや最先端の画像認識技術を駆使したシステム。パッカー車はごみ収集や古紙回収等に欠かせないが、それによる事故が後を絶たない。この重大事故を少しでも減らしたいという思いが、開発の動機となった。...

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