
家庭ごみ有料化の話題を大々的に本紙で取り上げていたのは、08年~09年頃である。この頃は、政令市でも実施する自治体が増えて、ややブームになっていた時期だった。
▼仙台市や新潟市は08年から、家庭ごみ有料化の実施と同時に古紙の行政回収を始めることによって、古紙の掘り起こしを行った。この家庭ごみ有料化+古紙や資源物の行政回収というセット実施は、多くの自治体が実施しており、一定の成果を残したと言えるだろう。
▼家庭ごみ有料化では、市民は指定の家庭ごみ有料袋を買う必要がある。概ね45Lで1枚40~45円なので、可燃ごみを月8回、不燃ごみを月4回とすると、月当たりで500円前後の負担増となる。しかし資源物用のごみ袋は無料もしくは格安で、ごみと資源物をきちんと分別して出すと、ごみ量が減って資源物が増えるという公算である。
▼但しこれらの施策は性善説で成り立っており、これを逆手に取って悪事を働く者もいる。ほとんどの自治体では資源物用ごみ袋は無料。これを悪用して、資源物用ごみ袋に可燃ごみを入れる人がいるという。外見的には分からず、中に大量にごみが混入しているのだ。多くの雑がみを掘り起こすには、モラルを上げていく必要もあるだろう。
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