日本からの古紙輸出量は二〇一二年の四百九十三万トンをピークに減少傾向が続いている。発生量が落ち込み、国内消費も堅調であることから、輸出余力が縮小していることが主な要因だ。こうした輸出と国内の需給バランスの変化に対応し、活躍の場を広げてきたのが日系商社である。一時は中国メーカー系の外資系商社に押されていたが、再編も進んだこともあり、ここ数年で扱い量を伸ばし業績を回復させている。 日系商社による...
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