2009年3月16日 古紙ジャーナル記事 828号

【北京のごみ事情】
持ち込みと抜き取りがリサイクルを支え、分別収集は形骸化
昨10月以降の買い取り価格は約半値に下落、回収量に影響

公共セクターである環衛作業員によるごみ箱からの収集と清掃作業。一般的に人力によるリアカーを用いる

中国の紙・板紙生産量の増加とともに、国内の古紙回収量も伸びている。だが、昨年10月以降、中国の古紙輸入量が減らなかった理由の1つとして、国内の回収量が大きく落ち込んだとされる。北京の古紙ヤードの70%が休業状態だったとのことだ。 去る2月26日、現地の環境NGOとして活動された池田武氏による講演「北京のごみ処理事情」が東アジア環境情報発伝所の主催で行われた。北京のごみ・リサイクル事情や昨10...

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