
ちょうど10年前の2016年4月、私は初めてスウェーデンを訪問した。今回特集したオーワックの本社工場や、スウェーデンの古紙事情を知るための取材であった。
▼スウェーデンで訪問したのは、オーワックの本社工場、スエズ社の廃棄物ヤードと古紙ヤード、自治体のMRFヤード(廃棄物選別工場)、資源物の無人回収所、スポーツ用品メーカーの工場、無人回収所等を訪問した。ちなみにスウェーデンを訪れたのは金曜日だったが、金曜の午後からほとんどの企業や商店が休みになる。国中で週休2.5日制が浸透しており、酒屋も休みになるので、到着早々に3日分の酒とつまみを買った記憶がある(笑)。
▼見学した中ではMRF施設が興味深かった。ここでは5種類に色分けをしたごみ袋を受け入れており、色ごとに燃えるごみやプラごみ・古紙類等と決まっている。これが市の収集業者によって搬入され、カラーセンサーによって自動選別される仕組みである。またスエズ社はフランスに本社を置く大手廃棄物業者だが、同社が開発した10分別パッカー車を見学した。欧米ではシングルストリームが主流だが、北欧諸国は分別意識が高い印象を受けた。日本のような分別回収を実施しても十分浸透するだろう。
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