経済発展著しく、今年は万博開催に沸く上海を訪れた。今年の上半期、中国の古紙輸入量が前年を割り込み、原料調達に変化の兆しが現れていた。現地を訪れたのは、①中国の国内回収の動向、②製紙メーカーの原料調達に対する姿勢、③国慶節を前に原紙在庫、古紙在庫の状況を知るためだ。数回に分けて掲載するが、今回は上海で最大の段原紙メーカーである上海中隆紙業の様子をレポートしたい。 上海の古紙回収率は55% 上...
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