段ボール製品(段原紙、シート、ボックス)市況が正念場を迎えている。2年連続の値上げを実現したものの、今年に入り、①古紙国際相場の軟化、②製品在庫水準の高止まり、③国内外での需要停滞、④生産能力の増強ラッシュに直面しており、値下げ圧力が次第に高まっている。海外市況と比べ、日本は価格水準や値上げタイミングを異にする独自の価格体系をとってきた。いわば閉鎖的な市場ともいえる段ボール製品分野に、はたして持...
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