昨年の米国からの古紙輸出量は、2,105万トンと最多記録を更新した。前年に比べても224万トン増え、11.9%の増加だった。OCC(段ボール古紙)の増加が輸出増を牽引し、また中国向けのウエイトも高まった。輸出が増えた背景には、国内向け消費の減少や輸出価格が上昇基調にあったことが挙げられる。特に米国の場合、回収量の動向は価格要因に左右される側面が大きい。 北米で200万トン消費減 昨年の米国...
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