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2021年4月5日 海外動向 » 1421号

スエズ運河封鎖で欧米古紙
最大20万トンの運航に支障

　3月23日の現地時間午前7時40分、欧州と中東・アジアを結ぶ要所であるスエズ運河で、大型船が座礁して封鎖状態になった。過去151年間の歴史の中で、スエズ運河の運航が止まったのはわずか5回。大型船は日本の正栄汽船（愛媛県 […]

2021年3月29日 インタビュー »  1420号

【㈱リニア 代表取締役 李 明鎬氏インタビュー】
「今年中にアジアで段ボール古紙が不足する」
「雑誌古紙は新たなグレードでニーズに対応」

　株式会社リニア（本社・東京都千代田区神田猿楽町2ー8ー11 ＶＯＲＴ水道橋3　5階）の李社長にインタビューを行った。李氏は13年から三邦物産でインドネシア向け古紙輸出に携わってきた。また19年10月にはインドネシア向け […]

2021年3月29日 海外動向 » 1420号

【中国回想 その３】
理文造紙(リー＆マン)・常熟工場を見学
自社バースに欧州古紙を大量輸入

　3回目の中国訪問は08年3月。理文造紙（リー＆マン）の江蘇省・常熟工場の見学取材に訪れた。理文造紙のアテンドは日商岩井紙パルプの吉田氏と滝澤氏。吉田氏は現在九州支店長として、瀧澤氏は退社して香港でブローカーとして活躍し […]

2021年3月29日 企業動向 »  1420号

【ナインドラゴン】
半期決算で過去最高売上
2023年末までに1100万㌧増設

　中国の大手板紙メーカーであるナインドラゴンは、20年6〜12月の半期決算において、売上が309億元の前期比7.1%増、純利益が40億元の同比75％増となった。増収増益の上、半期での売上は過去最高となった。中国経済はコロ […]

2021年3月29日 海外動向 » 1420号

【マレーシア】
古紙輸入検査体制を強化
ＭＩＸ古紙は輸入禁止へ

　マレーシアの国際貿易産業省（ＭＩＴＩ）は2月27日、古紙輸入に関わる検査手順のガイドラインを発表した。現時点ではガイドライン案の段階で、業界関係者から意見を募って確定するとされる。同国向けの今後の輸出に影響が出てきそう […]

2021年3月22日 古紙価格・製品市況 » 1419号

【パルプが歴史的高値圏に】
4ヵ月で300ドル急騰のバブル相場
一得一失、注目される製品市況の行方

　パルプ市況が未曾有の高値圏に突入している。3月にＮＢＫＰ（晒針葉樹クラフトパルプ）のリスト価格（ＣＩＦ）は、ついに1000ドルを付け、歴史的な高値を記録した。ＬＢＫＰ（晒広葉樹クラフトパルプ）も800ドルを付ける。ＵＫ […]

2021年3月22日 市場データ » 1419号

【ＵＫＰ】
世界のＵＫＰ市場は約230万㌧
中国は古紙代替で輸入量増やす

　今年1月に大興製紙（静岡県富士市）が会社更生法を申請し、レンゴーが再建に名乗りを上げたことで、にわかに注目を集めたＵＫＰ（未晒クラフトパルプ）。日本の市場は100万トンほどあるが、ほとんどが自家消費だ。兵庫パルプが唯一 […]

2021年3月22日 市場データ » 1419号

【ベトナムの古紙輸入量】
中華系が需要伸ばすも日本品シェア低く
今年末にMIX輸入禁止で、高まるOCC比率

　2020年におけるベトナムの古紙輸入量の実績データから需要動向を分析したい。20年の輸入量は253万トンで前年比27％増となった。日本が最大のシェアを占め、今年から日本にとっても中国に代わる最大の輸出相手国となっている […]

2021年3月22日 古紙価格・製品市況 » 1419号

【古紙輸出価格】
欧米OCC、300ドル台に
SOPはパルプ高で上昇

　古紙の国際市況は更に上昇している。まず米国品から。米国のグレードが高いＤＳーＯＣＣ（＃12）の輸出価格は、2月は265ドルだったが、290ドルと300ドルを伺う展開。既にインド向けのドル価は315～330ドルとなってお […]

2021年3月22日 市場データ 1419号

【関東商組の古紙三品需給】
新聞・雑誌の仕入減が顕著
在庫は三品とも大幅減

　関東商組の今1～2月の段ボール古紙の仕入量は対前年比99.4％、出荷量は同100％。仕入はやや落ちているが出荷は前年並み。しかし在庫量は同77.5％となっており、昨年同期に比べて大幅に在庫量が減少。段ボールの在庫率は3 […]

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